一定の交通違反歴がある高齢者ドライバーに義務づけられる運転技能検査の内容や教習場でいつから導入されるのか調査してみました。
今回は、運転技能検査の
- 内容
- 教習場でいつから導入
などについて紹介していきます。
運転技能検査の内容とは?
運転技能検査は、違反のあった高齢者に運転免許更新時に、実際に車の運転をさせてその技能を見る「実車試験」です。
どんな違反?
年齢は75歳以上(約15万人が対象)で、起点日(免許有効期限の直近の誕生日から160日前)から過去3年間に下記の11類型の違反があった場合です。
- 信号無視
- 反対車線へのはみ出し、逆走
- 追い越し車線の通行
- 速度超過
- 禁止場所での横断、転回、後退
- 踏切直前での不停止
- 左折時に事前に左側に寄らない
- 優先道路の進行を妨害
- 横断歩行者の通行を妨害
- 前方不注意
- 携帯電話使用など「ながら運転」
※各類型の主なもの。
出典:毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20210316/k00/00m/040/287000c)
警察庁によると、これらの違反歴がある人は、後に死亡事故や重傷事故の発生率が通常の約2倍に高まるそうです。
実車試験の場所や内容について
場所
実車試験の場所は、自動車教習所などのコースで実施されます。
内容
- 一次停止や右左折、段差越えの際にペダルを適切に踏み換えられるかなど5つの課題を確認
- 逆走と大きな信号無視はその時点で不合格
合格点
同乗する指導員の採点で(1種免許70点以上、2種免許は80点以上)が合格
何度でも受検可能ですが、合格できないと、免許更新不可で失効します。
※免許更新不可でも、希望すれば、生活に必要な原付きバイクなどの免許は維持できます。
※試験的に75歳以上のドライバーに事前に実施したところ、約23%が1回目で不合格。
運転技能検査の導入はいつから?手数料はいくら?
いつから導入?
警察庁によると、2022年5月13日から開始する方針を明らかにしています。
手数料はいくら?
道路交通法の政令では検査の手数料の標準額も定められており、改正案では、実車試験は3,550円を予定されています。
以上、詳細分かり次第、追記します。
まとめ
今回は、運転技能検査について紹介しました。
以下、まとめになります。
- 内容は、5つの課題を確認。
- 教習場では、2022年5月13日から導入。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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